about us



ホルモンバランスが整っている女性は、実年齢より若く見えるとも言われています。この、ホルモンとはそもそも何なのでしょうか? 古代ギリシャ語で「駆り立てること」を意味するホルモンには、70以上の種類があると言われ、脳下垂体・甲状腺・膵臓・卵巣などといった内分泌腺で作らます。血液中に放出された後は、体内の特定器官の働きを調節するための情報伝達を担い、体内の環境を一定に保つなど人間の体にとって、なくてはならない重要な役割を果たしています。


キレイになりたい女性に重要な役割を持つホルモンは大きく分けて「成長ホルモン」と「女性ホルモン」の2つ。このホルモンの分泌が平常かどうが、外見にも内面にも大きな差が表れてくるのです。

成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、その名の通り成長には欠かせません。子供に必要なホルモンと思う人が多いかもしれませんが、実際には成長が止まった後も分泌され続け、老化し傷ついた細胞を修復・再生するなど、大人になってからも重要な役割があります。

成長ホルモンは人が持つ「自然治癒力」を助ける働きを持っているので若返り効果があり、肌細胞の修復と活性化を促します。これにより、肌にハリを取り戻し、シワを伸ばしてくれる役割をします。また、心臓や肝臓、肺などの機能回復や、免疫システムも活性化により疲労回復も促進してくれます。

細胞の修復と活性化が不十分になり、ターンオーバーが乱れて角質層の抵抗力が低下します。また、疲労からの回復が遅くなり、筋肉量・骨量の低下が目立つようになり、基礎代謝も減少するので肥満の原因に繋がることもあります。

女性ホルモンとは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つのホルモンのことをいいます。美容上で、女性ホルモンと言っているのは「エストロゲン」のことです。女性らしさを引き出す重要な役割があります。

体を守る働きがあるので、様々な面で全身にわたる保護作用が働き、女性の健康のカギとなります。バストのハリや骨格の形成など、女性らしさを作り出す働きをまかない、真皮層にあるコラーゲンなどの潤い成分を保ってくれます。血液循環を良好にする働きもあるので、気分の安定にも繋がります。

肌の潤いとツヤが失われやすくなり、くすみや乾燥などの肌トラブルを引き起こします。また、生理不順や無月経など、生理のサイクルが乱れるようになり、女性にとっては深刻な悩みに繋がるケースが多くなります。


ホルモンバランスを整えるには、規則正しい生活を送ることが大前提。「規則正しい生活」の基本となるポイントは、栄養補給、適度な運動、良質な睡眠の3つです。この3つのポイントと、ホルモンバランスの関係を、ひなたクリニック院長の三橋先生にお話をお聞きしてみました。
ホルモンの多くは、寝ている間に作られます。しかし、睡眠だけをしっかりとっていれば良いということではありません。起きている間に摂取した栄養は、睡眠中に作られるホルモンの量と関係していますし、適度な運動をすることは、良質な睡眠へと繋がっています。どれか1つでも欠けてはいけないのです。生活習慣のバランスをとることは、そのままホルモンのバランスと関係していると思っていただいて良いでしょう。
最近、朝ごはんは食べないという話をよくききます。しかし、朝ごはんは1日のエネルギー源なので少しでも食べるようにして下さい。ホルモンの働きを助けてくれる代表的な栄養素は、ビタミンとたんぱく質です。ヘルシーな食材が好きな女性にはビタミンはフルーツなどから、たんぱく質は鶏肉や魚全般、納豆や豆乳などから摂取するのが良いのではないでしょうか。また、栄養値の高い旬の食材をうまく取り入れてみて下さい。ちなみに、4月は“行者にんにく”がよろしいかと思います
運動を始めても、初日から頑張りすぎては長続きしませんよね。運動は、毎日続けることが大切なので、無理をしてすぐにやめてしまっては意味がありません。運動をしようという意識を持ちながら、1日の中で、時間が空いたとき、気がついた時にやれば良いと思います。食器を洗「ながらつま先立ちをする、テレビを見ながら腹筋をするなどの「ながら運動」を続けて、それがいつの間にか“クセ”になっていたら良いと思いませんか?。
ホルモンのほとんどは、私たちが寝ている間に分泌されます。ホルモンの効果である、肌の若返りや、疲労回復などはこの時行われているのです。特に成長ホルモンは1日に作られる量のほとんどが寝ている間に分泌されます。この分泌がもっとも盛んに行われるのは「美肌のゴールデンタイム」とも言われる22時〜2時の間です。なるべく、この間に眠りにつくようにしてみて下さいね。
生活を改善するという意識は大切ですが、様々な規定を自分の中に設けて、無理をする必要はありません。ストレスは、ホルモンの大敵です。無理なく長く続けるようにして下さいね。栄養をいっぱいとって、たっぷりと動いて、ぐっすりと眠る。忙しい毎日の中では大変ではありますが、この簡単なサイクルがホルモンにとって一番良いことなのです。
監修:皆川 久美子 ビューティー&ハートフル コーチ
「本当の美しさとはどうあるべきか」を生活習慣・スキンケア・ヘアケア・ボデディメンテナンス・メンタルケアまでトータルでアドバイスするコメンテーター として注目されてる。弊紙美容コラムニストとしても活躍する一方で医学情報に基づいた美容関連の開発・啓豪・普及に力を注いでいる。