"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
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女性のお悩み相談室 産科・婦人科ひなたクリニック

見た目や体調の変化といった症状が現れにくく、発見が遅れてしまうケースが多い子宮がん。
今月から2回に渡ってお届けするのは、そんな子宮がんについてのお話です。



子宮がんは、がん細胞が出来る場所によって3つに分けられます。外子宮口付近に発生することが多い「子宮頸がん」、子宮の内側をおおう内膜に発生する「子宮体がん」、卵巣内に発生する「卵巣がん」。いずれも、体調変化などの症状となって現れにくいのが特徴です。今月は、この中でも約半数以上の割合で発生するといわれている子宮頸がんについてお話します。


子宮頸がんの発症原因として考えられているのは、HPV(ヒューマンパピローマウィルス)の感染です。発症したほぼ全員がこのウィルスに感染しています。性行為によって引き起こされるとされていて、初交年齢が早い場合や、複数・多数の男性との性交渉を繰り返すことで、がんになる危険性も高くなります。 感染しても全員が発症するというわけではありません。しかし、免疫力の低下などによって引き起こされることがあるようです。初期のうちにはあまり症状がありませんが、まれに月経時以外の出血、性行為の際の出血が起こる人もいるようです。



子宮がんは発見が遅れてしまうと、生命に関わる危険性もあります。しかし、子宮頸がんは検査で発見されやすく、比較的早期発見が出来るがんです。婦人科で行う子宮頸がん検診は、外子宮口付近をめん棒のようなもので軽くこすり、細胞を取るだけなので、痛みもなく短時間で検査は終了します。今後一般的になってきますが、パピローマウィルスに対するワクチンを接種することで子宮頸がんの発症を防ぐ方法も開発されています。



初期のがん細胞が発見された場合の治療法としては、手術で切除するのが一般的です。レーザーや高周波の電気メスで円錐状に切除を行う病院も多くなっています。高熱で凝固しながら組織を焼き切るので、出血も少なくないのが特徴です。手術は腰椎麻酔や、静脈麻酔などにより行われますが、日帰りで退院できる施設もあります。もちろん、通常妊娠と出産も問題なくできるので、心配はありません。

子宮頸がん検診の補助制度
札幌市の場合、20才以上の偶数年に補助が出るので、1,400円で検診を受けることができます。2年に1度は、定期検診を受けることをおすすめします。
産科・婦人科 ひなたクリニック
院長 三橋裕一



1968年福島県会津若松市生まれ。昭和大学医学部を卒業後、98年から大学病院、亀田総合病院、千葉西総合病院、せんぽ東京高輪病院、牧田総合病院(医長)、大和徳州会病院(部長)を経て、04年札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル勤務。07年3月に産科・婦人科 ひなたクリニックを開業。

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