"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

女性のお悩み相談室 産科・婦人科ひなたクリニック

日本でピルが認可されたのは1999年のこと。ヨーロッパでは、30〜50%程の女性が低用量ピル(以下OC※Oral Contraceptivesの略)を服用している中、日本での服用率は他国に比べて極めて低い約1.8%とまだまだ浸透していないのが現状です。しかし、ピルには避妊効果の他にも様々な効用があり、副作用はみなさんが思っているほど多くありません。服用の仕方次第では、とても安全で効果のある薬です。




その他にも子宮内膜症や貧血が改善されたという報告もあります。月経周期を規則正しくするのはもちろん、正しく服用していれば、ほぼ100%避妊ができます。OCは、現在日本で使える避妊法の中で、最も確実で安全性の高い方法と言えます。


OCは、主に排卵をおさえて妊娠を防ぎます。OCに含まれる2つのホルモン「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」が脳下垂体に働きかけて、卵胞を成熟させるホルモンの分泌をおさえます。そのために卵胞は成熟せず、排卵がおこらなくなるのです。


例:7月3日(木)に月経が始まった場合。(28錠タイプの場合)

1番最初は、生理開始日から飲み始めます。
すると、この間に月経が起こるようになります。
※生理の開始に関わらず、1シート目を全て服用してから、続けて2シート目を服用します。
※28錠タイプは、飲み忘れを防ぐためのもので、21錠タイプのOCと同じ働きをします。



飲むと太る?

以前よく処方されていた、中用量ピルでは体重増加が見られることがありましたが、OCではほとんどありません。


赤ちゃんに影響は?

OCを服用している人としていない人を比べて、不妊が増えたり、先天異常が増えることはないとされています。


お酒とタバコは大丈夫?

お酒は問題ないですが、酔って飲み忘れたり、吐いてしまっては十分なOCの効果を得られなくなることがあります。タバコは、血栓症などの副作用を起こす可能性があります。そのため、35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う人は、服用することが禁止されています。

OCは、決まった時間に毎日飲み続けるだけで、様々な効果を得ることが出来ます。現在、ピルを服用している患者さんのほとんどは、生理痛の改善が目的です。服用を始めた患者さんのほとんどは、これまでがウソだったかのように改善されています。また、もう1つ多い理由が避妊。OCは、ほぼ100%避妊は出来ますが、決してSTD(性感染症)を予防できるものではありません。OCをしっかりと理解して服用することが大切です。
産科・婦人科 ひなたクリニック
院長 三橋裕一



1968年福島県会津若松市生まれ。昭和大学医学部を卒業後、98年から大学病院、亀田総合病院、千葉西総合病院、せんぽ東京高輪病院、牧田総合病院(医長)、大和徳州会病院(部長)を経て、04年札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル勤務。07年3月に産科・婦人科 ひなたクリニックを開業。

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