"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

ノン・ルージュな彼女vol.8 自分の欠点を克服することで今までと違う夢が見えてくる 深谷朋子さん

内弁慶の自分に見切りをつけ一度はあきらめかけた夢の先

昨年9月に開業した女性専門のカイロプラクティックオフィス「ふかや」の院長として日々施術に励むかたわら、店の休日を利用してスタジオ撮影などに出かける現役モデルとしての顔も合わせ持つのが深谷朋子さん。お客相手に笑顔を振りまき、時には華やかな世界で活躍する彼女だが、意外や学生時代までは自称「内弁慶だった」というほど内気な女性だったのだとか。
「子供の頃から保母さんか幼稚園の先生になるのが夢で、短大もそういう学科のある学校に進んだんです。でも当時の性格が内気で自分から人前に出るのが得意な方じゃなかったんで、仕事にするにはちょっと違うかなって」と振り返る。
夢が現実になりつつある直前で冷静に自分を見つめ直し方向転換をしたが、この時点ではまだ、新たな目標が見つかっているわけではなかった。そんな彼女が卒業後に最初に就いた職業が、企業の博物館で来客を案内をするコンパニオンの仕事。人前に出るのが苦手だという彼女にとっては、決して楽な仕事ではなかったはず。

華やかな世界に飛び込むことで自分に自信を持った社会人元年

「半年間の契約だったので、なんとか頑張ろうと思ってはじめたんですが、逆にこれが自分に自信をつけるキッカケになりましたね。この頃はイベントブームの頃で、その後も大きなイベントに参加したりしてましたが、すごく楽しくて会場でマイクを持つ自分が以前とは違うって実感できました」と手応えを感じた。
人前に出て笑顔で話し注目を浴びる。予想もしていなかった華やかな仕事に充実感を感じる中、彼女にもうひとつの転機が訪れる。それがモデルの仕事だ。

カイロセミナーで、修業中のとき
「ある日、街を歩いている時にモデル事務所の人にスカウトされたんです。自分に自信が出てきたのと、前から興味があった仕事だったので、まさにベストタイミングでしたね」と、ここにきて新たな夢を抱くことができた深谷さん。しかし表面的な華やかさとは裏腹に厳しい上下関係やライバルとの競争が激しい世界。ファッションショー、コマーシャル撮りなどをこなしながらも、裏では歩き方やポージングの練習に励む日々が続く。「もう当時は頭の中がいっぱいいっぱいの状態でしたけど、そんな辛さよりもっと上達しなきゃっていう方が先でしたね」と常に前向きだ。次第に売れっ子として活躍するようになり、専門学校のモデルコースで講師を努めるまでになるが、あくまでも浮き沈みの激しい世界。彼女の頭の中にも一抹の不安がよぎっていた。

そんな時に出会ったのがカイロプラクティックだ。「ある日、母が通っていたカイロプラクティックに私も連れていってもらったんですよ。その時の先生が女性で、そのカッコ良さに憧れるようなったんです。そんな時に先生から勉強してみない?って誘われてセミナーに通ったのがキッカケですね」。そんな出会いからスタートし、様々な先生の勉強会などに参加しながら、わずかな期間で自宅を利用して開業することになる。「いきなり自分で始めることに不安はありませんでしたね。

休日は現役モデルとしても活躍
それよりも勉強するほど奥が深くて、どんどん面白くなっていくんです」と笑顔を見せる。始めは家族や友人を診ながらのスタートだったが、紹介で患者の数も次第に増え、わずか5年で自分の店を構えるまでに成長した。  常に新しいことに興味を持ち大胆に、確実に夢を実現してきた彼女だが、仕事以外のプライベートも気になるところ。

う〜ん、結構無趣味かも知れませんね(笑)。自分の好きな仕事ばかりしてきたせいかもしれません」と笑顔で語る。本誌の撮影中もいつものスタジオと勝手が違い最初はとまどいも見せていたが、すぐにイキイキとしたモデルの表情に。カイロプラクティックの仕事も含め、彼女にとっては働いている時が一番輝いている瞬間なんだと感じる一幕だった。
深谷 朋子さん
Fukaya Tomoko

カイロプラクティックオフィスふかや院長
札幌市中央区北1西16旭堂第一ビル1F
TEL.011ー623ー1303