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齢とともに人の顔はシワだったり、たるみだったりが表れ始めます。こういう顔になると毛穴や皮膚
の組織がはっきっきりと浮き出てきて、印象としてはどうしても老けたように見えたり、やつれたよ
うに見えてしまいがちです。これがつまり「老化」ということなんですね。実際に年をとっているの
ですから、どんな人であってもこのような老化現象を避けて通ることはできません。
ただしここ最近、アンチエイジングを願う人々の増加も手伝って、美容業界ではこうした老化に向
けての対策は劇的進化を遂げています。ひと昔前までは、シワといえばフェイスリフトという外科的
な手術に頼らざるを得ませんでしたが、それ以外にも様々なアプローチがあります。すでに多くの方
がご存じでしょうが、コラーゲンとか、ヒアルロン酸だとかを患部に注入する方法や光治療などです
。そういった新しい手法が出始め、それなりに効果を発揮しています。
私の病院でもシワ、たるみについては手術によるものと、コラーゲンや光治療といったメスを使わ
ない施術の2つの治療方法で対応しています。症状などについては人それぞれ。どの程度の施術を希
望されているのかも患者さんそれぞれなので、私の場合、まずはカウンセリングを慎重に行いながら
、どの治療方法が適しているのかを判断しています。
最近の画期的な治療手法でも、もちろん効果は得られます。手術のように体に負担をかけることも
少ないので、その辺のメリットは大きいです。こういったお手軽感も人気の理由でしょう。ただし、
治療後、時間の経過ともに効果がなくなってくるというデメリットもあります。コラーゲンや光治療
で患者さんの悩みをすべて解決できるわけではないので、まずはここをご理解いただきたいです。
にシワ、たるみがあるとどうしても老けて見られがちです。これは持論ですが、私はこういったシワ
、たるみの治療に当たる時に真っ先に考えるのが、肌の引き締めです。シワ、たるみは直接的な原因
かもしれません。だけど、それを単純に取り除くことが本当の意味の若返りには直結しないというこ
とです。そこで私はどうすれば若い頃の引き締まった肌を取り戻すことができるのかをベースに考え
、それぞれの要望に照らし合わせながらその人に合った治療法法をすすめることにしています。
たとえば、「来週、クラス会があるんです!」という方がいたとします。こういう人には間違いな
くコラーゲンやヒアルロン酸による注射治療をすすめます。一時的な効果を望んでいるわけですから
、そういった方にはこの手法が一番です。
一時的に、かつ、長期的に効果を望まれるのあれば、レーザーやフォトRFに代表される光治療とフ
ェイスリフトになりますが、手術による傷跡を懸念される方にはもちろん、光治療です。私の病院の
レーザー治療では「キュリア」という機械を使っています。キュリアは最新の器機ではありませんが
、日本のメーカーで開発され、日本人特有の肌にコラーゲン・エラスチンの優れた再構築効果がでる
よう 設定されたレーザーです。肌表面を一切傷つけず、真皮中のコラーゲン・エラスチンを再構築
させ、肌に潤いだけではなく、ハリ・弾力もよみがえらせるため、フェイスラインをリフトアップし
ます。安定した効果が得られ、しかも安全に治療を行うことができます。
光治療のいいところは、1度、レーザーを当てただけで確実に皮膚が上がるということです。ただ
し、難点は3日ぐらいすると、元に戻ってしまうことです。そこで私の医院では5回を1クールとし
て捉えて治療に当たります。回数を重ねるともちろん、効果の持ちも変わってきます。
このように治療方法も劇的な変化を遂げていますが、やはり、効果だけをクローズアップすると手
術にはかないません。手術にもいろいろあってそれぞれのシワによって、ミニリフト、ベーシックリ
フト、アゴ・頬リフト、トータルリフトがあります。
患者さんから「どのぐらい持ちますか?」って聞かれますが、僕にはある程度、時計の針を戻すこ
とはできても、針を止めることはできません。これに関しては、その人の努力次第。普段、正しいス
キンケアをすることによって、10年のところを15年に延ばすことはできるんです。
肌の若返りという部分でここ最近、私が注目しているのが「ダーマローラー」です。皮膚の表面を
無数の針で傷をつけ、それぞれの人が本来持っている治癒の効果を促すというものです。穴の開いた
ところにビタミンCとかコラーゲンを導入すれば、効果はてきめん。特にニキビ跡はきれいになくな
ります。施術料金は初回は4万円、2回目以降は3万円。3回目頃から効果を実感できます。これに
は本当にびっくりしました。おすすめです。
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札幌中央形成外科 院長 武藤英生 1967年2月1日、札幌市生まれ。 東海大学医学部を卒業後、94年東海大学医学部脳神経外科学教室に入局。 新たな志しをもって99年に帰札し、北海道大学医学部形成外科学講座に入局。 2003年より札幌中央形成外科の医師として診療にあたる。 今年3月、院長に就任。 |
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