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末年始は忘年会、新年会など、とかく飲んだり食べたりする機会が多いものですが、それが原因で日頃、楽々はいていたはずのパンツやスカートが、気付けばきつくてはけなくなったという話しをよく耳にします。色気と食い気の両立って、女性に限らず、難しいものだなぁって思いますよね。
不覚にもぽっちゃりしてしまったと嘆いている方に、美容形成外科医の立場でおすすめしたい痩身法が、「カーボメッド」です。
「カーボメッド」による痩身とは、除去したい脂肪の箇所に炭酸ガスを注入するという療法で、元々は、動脈硬化、リウマチ、糖尿病などの疾患をわずらった方に対して、手足の血流を促す治療法として行われていたものです。その方式を美容の分野に応用し、数年前に新たなる医療痩身法として確立したのが「カーボメッド」です。私の医院でも3年ほど前から、取り入れています。
「カーボメッド」の一番の特長は何といっても患者さんへの体への負担が少ないことが挙げられます。痩身方法の中には「脂肪吸引」や「脂肪溶解注射(メソセラピー)」など、直接、脂肪に働きかけるものもありますが、「カーボメッド」は、メスを使ったり、また、それに類するような形で脂肪に直接的な治療を施すものではないので、安全性が極めて高く、治療に関するトラブルの話を今まで耳にしたことはありません。
痩身のメカニズムを簡単に説明すると、針を通って注入した炭酸ガスがその箇所の血流を促し、「有酸素運動」をした時と同じように細胞の新陳代謝が高まります。これによって脂肪燃焼の効果がもたらされ、痩身が図られるわけです。
治療方法は皮下に細い針を刺し、注射の要領で炭酸ガスを脂肪層に入れていきます。針の太さは30ゲージですから(※一般に採血・点滴時の針は22〜23ゲージ‥数が少ないほど太い)、針を刺すといってもほとんど痛みを感じません。
術後の痛みや内出血に悩ませることもなく、特別な苦痛や努力をともなわずに痩せたい部分の脂肪除去が実現できるということも手伝って、導入時から新しい痩身方法として多くの方から注目視されてきたのですが、昨年あたりから、ようやく、その人気も落ち着く気配を見せ始めていました。ところが、ここ最近になって、再び問い合わせが多く寄せられるようになりました。やはり、痩身というのは女性にとって永遠のテーマなんですよね。
ーボメッド」による治療の効果は、時間の経過とともに確実に体に表れてきます。「脂肪吸引」のように1回ですぐに分かる、というわけにはいきませんが、回数を重ねるにしたがって、きつかったはずのパンツやスカートがすんなりはけるようになるので、そんな時、皆さん、細くなったこととを実感するのだそうです。患者さんの中には「ローライズのジーンズが、下に落ちそうになっちゃった!」など、ちゃめっ気たっぷりに話してくれる方もいらっしゃいますが、そんな話をうかがった時には、医師としてとてもうれしい気分になります。
これまでに私が治療を施した患者さんの中には最高でマイナス9cmという方がいらっしゃいました。効果にはもちろん個人差はありますが、ある程度の結果を得るのは、ちょっとした時間と努力を必要とします。
治療のプランを説明すると、週に2回の治療(1回:約20分)×4週間を1クールとして考えます。1回の治療で注入する炭酸ガスは、部位によって違いはありますが約2000ccです。翌日には、注入したところの脂肪がへこんでいることが分かります。
ただし、すぐにへこんだからといって喜んではいけません。数日の期間を置くともとに戻ってしまうんですね。ですから、初期の段階で集中的に脂肪細胞の代謝を促すよう、繰り返すことが大切なんです。1クールを目処に効果を確認し、それ以上を望まれる方は第2クール、第3クールに進んで治療を行うというわけです。 料金は施術の箇所によって異なりますが、1回で2万〜3万円。お顔でしたら1回2万円。1クール(8回)16万円のところを12万円。お腹全体でしたら1回3万円。1クール(8回)24万円のところが18万円となります。
これは「カーボメッド」の面白いところですが、実はサイズがダウンしていても、小さくなった分の体重が落ちているかといえば、そうではありません。痩身の原理は脂肪の燃焼と説明しましたが、「カーボメッド」によって脂肪の絶対数がなくなるわけではありません。厳密にいうなら、炭酸ガスによって細胞の活性化を促し、脂肪を引き締めるというのが適切かもしれません。抜群の効果を得るためには治療と同時に患者さん自身が、生活習慣を見つめ直すことが必要であり、サイズダウンした状態をいかにキープするか、という姿勢が何よりも大切になってきます。
「カーボメッド」の効果はサイズダウンだけではありません。新陳代謝が促進されるので、確実にセルライトやニキビが少なくなるという相乗効果があるので、うれしいですよね。
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札幌中央形成外科 院長 武藤英生 1967年2月1日、札幌市生まれ。 東海大学医学部を卒業後、94年東海大学医学部脳神経外科学教室に入局。 新たな志しをもって99年に帰札し、北海道大学医学部形成外科学講座に入局。 2003年より札幌中央形成外科の医師として診療にあたる。 今年3月、院長に就任。 |
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