"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

 今回のゲストは、HTBで早朝5時30分から放送している「おは天」でレポーターとして活躍中の真下めぐみさん。彼女は元々、私の主催するワインスクールの生徒さんだったんです。最近久しぶりに再開する機会があり、くだけて昔話に盛り上がりましょうということで、お誘いいたしました。サバサバとした、気持ちのいい性格の女性です。
 せっかくの美女とのお食事、お洒落なスポットでいつつも、気兼ねなく会話を楽しめるところということで、伺ったのは今、最も話題の中華料理店「インズ」。「シロ」「ルクロ」「ブラン」など話題の店を次々と手がけ、札幌の美味しいもの好きならお馴染みのガルスグループのお店です。
  落ち着いた雰囲気の木製のパーテーションで仕切られ、どこに座ってもよい感じで遮蔽感のある店内が、ちょっとしたVIP気分にさせてくれます。エントランスの銘醸ワインが所狭しと並んでいるセラーは赤、白ワイン別々の2箇所を構えており、高級フランス料理店顔負けです。そんなワインとともに、いただく料理は、東京の有名店「文琳」「古月」などで10年余り活躍していた高橋裕一シェフが、化学調味料に頼らない食材の持ち味を素朴に楽しませてくれます。
  さて、中華料理とワインというと、どのようなマリアージュで頂くべきかと悩む方も多いかもしれません。中華料理と一言で言っても、北京料理など脂っこい濃厚な味付けや、淡白な味付けと甘辛く濃厚な味付けが同居する上海料理、唐辛子や中華山椒など、辛くて痺れるような味付けの東北料理など、地方ごとで味付けは様々です。そんな様々な味付けに合わせられる万能選手は、なんといってもシャンパンです。因みにシャンパンとは、シャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインにしか、与えられない名称です。
  今回、セレクトしたのは、「マルキ・ド・サド・ブリュット・レゼルヴ」。文豪、マルキ・ド・サドの末裔5代目、チボー・サドが世に送り出したシャンパンです。シャルドネ70%にピノノワール30%をブレンドしており、きめ細かい泡立ちとしっかりとしたミネラルを感じます。熟成感がありアミノ酸の豊富な味わいは玄人好みのファンが多く、程よいヴォリューム感が食事をしっかりとひき立ててくれます。エロティックで女性を美しくひきたててくれるようなイメージも魅力です。
  このシャンパンに合わせていただいた一品目は「完熟トマトと卵の炒め物」。トマトの甘みと酸味に卵の柔らかくホワッとした食感が合わさり、実にやさしい味付けです。
  続いていただいたのが、「穴子と丸茄子の油淋ソース」。口当たりはしっとりとしており、ゴマやネギなどの香りとともに、ソースのさっぱりとした爽やかな酸味が綺麗に広がります。そして穴子の歯応えにはキチンとした当たりがあります。このふっくらとした心地よい弾力感がたまりません。よく冷えたシャンパンとともに、いただくことで、繊細な味付けがくっきりと引き立ってきて、至福の時間を約束してくれます。
  素敵なムードに包まれながらも、グビグビとシャンパンを飲みながら弾む会話、進む食事。実によい時間を過ごすことができました。大人数で円卓を囲み、ワイワイ楽しむのもいいですが、ちょっとお洒落して、こんなお店でに色っぽいシャンパンと、中華料理なんていうのもオトナのデートな感じでいいんじゃないでしょうか。ぜひ、お試しあれ。

穴子と丸茄子の油淋ソース1,000円



マルキ・ド・サド・ブリュット・レゼルヴ
ボトル7,000円 グラス900円

 
完熟トマトと卵の炒め物900円

 
TEL.011‐807‐5000
札幌市中央区南7条西4丁目 札幌74Lビル1F
営業時間 17:30〜0:00(金・土曜〜2:00)
日曜定休(日・月曜連休の場合は日曜営業、月曜休)
中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。数多くのソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍中。最近はテレビなどマスコミでも大活躍。人気ブログランキングで常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」(http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。