"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

 今回、伺ったのは6月15日にオープンしたばかりの、「コントラスト」です。宮の森の人気フランス料理店「ル・ミュゼ」のオーナーシェフである石井誠さんが、ニューコンセプトで出したお店なんです。
「ル・ミュゼ」なり、石井さんなりを知っている方は、まず、立地に驚くかもしれません。ライブハウスや古着屋さんなど、コアな若者文化が集まっている小路の路面というのが、穴場感満載です。店に一歩足を踏み入れると薄暗く妖艶な雰囲気に驚きます。ラウンジとレストランという異なった空間のコントラストを軸とした重厚感ある作りは、端々に前衛的なエッセンスと遊び心が盛り込まれています。
ラウンジスペースには、ドンっとダブルベッドが鎮座しており、度肝を抜かれます。これはベッドをソファー代わりに使ったデザインなのだとか。インパクト抜群です。なんでも、「ル・ミュゼ」に続きArchiーKのデザイナー東口圭さんが手がけたデザインということ。アンダーグラウンドなテイストでありながら、どこか上品さが漂い、まさに遊び慣れたカッコいい大人のための社交場といったところでしょうか。
。   さて、お料理ですが、まず頂いたのは「ラルドと揚げパン」。気軽に摘めるスナックですが、クミンの香りがアクセントとなっていて気の効いた一品です。ラウンジで2軒目として使うなら、これだけでいいかもしれません。
  続いて、「豚足のガイエット」。豚足の骨を抜いてレバーや豚肉のミンチ、ケッパーの実などを詰め、網脂(クレピネット)で包んで焼き上げています。旨みがギュッと詰まっており、ポート酒を効かせた甘酸っぱいソースとよく合います。量目もたっぷりで嬉しいです。
  メニュー構成は、ラウンジで軽くつまみたいときから、レストランでしっかりとした食事をしたい時までシーンに合わせて対応できるうえ、フランス料理の枠に囚われず、カツカレーやお蕎麦など親しみやすいフードがあるのも何気に有難かったりします。
  合わせていただいたワインは「フランソワ・ラマルシュ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2004」。ブルゴーニュ地方の銘醸畑「ラ・グランリュ」を所有するドメーヌが造る赤ワインです。しっとりとした酸味に、しなやかなタンニンは、多くの人に受け入れられやすい味わいです。
  ワインはデイリーに楽しめるリーズナブルなものから記念日など、ここぞという時のスペシャルなものまで豊富な品揃えはさすがです。
  カップルで行くのも盛り上がりそうですが、一人でフラリとこんなスペースで飲むなんていうのもオシャレな気がします。  

豚足のガイエット1200円



フランソワ・ラマルシュ
ブルゴーニュ・
オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2004  
ボトル6,000円 グラス1,200円

 
ラルドと揚げパン500円

 
TEL.011‐242‐3066
札幌市中央区南2条西1丁目 第5広和ビル1F
営業時間 レストラン18:00ラウンジ
定休日/日曜 
中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。数多くソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍。最近はHBCテレビ「LOVE ON TV」にて表、裏でアドバイザー的に活躍。また、人気ブログランキング(全国レストラン部門)で常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」
http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。