"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

今回、はススキノを南下した鴨々川のほとりにある一軒屋、ワインビストロ「ルプラ」。コルクが 張り巡らされた店内は、ムッシュ&マダム、そして訪れるお客さんたちの、ワインとワインを飲む人 に対する愛情の歴史がいっぱいに詰まった感じがします。どこかほっとする気がして、私もフラリと ひとりで寄ることが多いです。 こちらでは、まず自家製のグジュールを出してくれます。グジュー ルとは、甘みのないシュー生地を使ったフランスの伝統的なおつまみなのですが、これが絶品で、こ ちらに来る密かな楽しみだったりもします。 今回のお料理は、まず「明石ダコのエスカルゴバター焼き」。明石から直送されてきた、新鮮な生 ダコのしっかりとした歯応えと、隠し味のアンチョビが効いたソースが絶妙です。複雑な旨みが口の 中でグングン広がっていき、至福の状態に。なお、エスカルゴバター焼きと言っても、エスカルゴが 入っているのではなく、ブルゴーニュ風のソースのことです。 続いていただいたのは「リードヴォーのギアル サラダ仕立て」。こちらは、アスパラ、ソラマメ など10種ほどの季節感たっぷりのサラダと、仔牛の胸腺肉、リードヴォーをあわせたもの。シンプル に仕上げたリードヴォーと、クリームチーズなどでアクセントをつけたサラダの組み合わせは、ひん やりとした野菜と温かなお肉の温度差も舌に楽しくたっぷりとしたボリュームが気にならず胃に収まっていきます。 いずれも豊かな季節感の旨味と、本場のポーションを思わせるヴォリューム感が嬉しいです。  合わせるワインは、「ギーヤール ブルゴーニュ ピノノワール2004」。このワイン、ジュヴレ・ シャンベルタンの小規模のドメーヌのものなのですが、コストパフォーマンスの高いワインを作るこ とで知られています。今回の一本も、エレガントで繊細、穏やかな酸と甘みの余韻がある深い味わい です。樽香の品もよく、さすがマダムのお見立てといった感じでした。みなさんも行かれる際には、 予算を伝えれば、様々なタイプをプレゼンしてくれますから、気軽に相談してみてください。  リラックスして純粋にワインとお料理に向き合い、その素晴らしさ、楽しさを教えてくれるこんな 店でのひとときもいいものです。  

リードヴォーのギアル サラダ仕立て1800円



ギーヤール ブルゴーニュピノノワール2004 ボトル4800円

 
明石ダコのエスカルゴバター焼き800円

 
TEL.011‐562‐6394
札幌市中央区南7条西2
営業時間 18:00〜24:00
(ラストオーダー〜22:00)
定休日/火曜日 
中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。数多くソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍。最近はHBCテレビ「LOVE ON TV」にて表、裏でアドバイザー的に活躍。また、人気ブログランキング(全国レストラン部門)で常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」
http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。