"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

今回のゲストは、歌手の海香子さん。取材前日、縁あってお会いしたのですが、その時、あまりの美しさにお誘いしちゃいました。美人なのはもちろん、話題も豊富で、内面も本当に素敵な女性です。  そこで今回、うかがったのはフレンチレストラン『カザマ』です。シェフの風間正彦さん、ソムリエール尚美さんのご夫婦で営まれているレストランで、ムッシュはエスコフィエ協会の会員でもあります。  ちなみに、オーギュスト・エスコフィエは、19世紀から20世紀にかけて活躍したフランス人シェフの名前です。レストラン経営と料理考案・レシピ集の著述を通じて、伝統的なフランス料理の大衆化、革新に貢献したことで知られており、現在にいたるフランス料理発展の重要なリーダーとしてシェフはもちろん、食通たちの間でも偶像視されているんです。  私も声優として参加させていただいた、映画「レミーのおいしいレストラン」に出演していた、グストーシェフは、このオーギュスト・エスコフィエがモチーフになっているんですよ。彼に弟子たちにより結成された同協会にも加盟しているムッシュは、基本に軸足を置いて、ブレない料理を提供しているフランス料理のど真ん中、王道を歩んでいる方です。また、マダムも札幌のソムリエの草分け的な存在として人望が厚いです。そんな訳でこちらは、フランス料理やワインの関係者たちに圧倒的に支持されているお店なんです。  さて、薀蓄も長くなったところで、今回のお料理ですが、まず、前菜として「魚貝のコンソメジュレ寄せプラタニエール」をいただきました。こちらのコンソメとにかく絶品。コンソメって一見シンプルなのですが、非常に手がかかっています。今回はジュレでいただきましたが、スープもおすすめです。メインには「余市産ポークフィレ肉のバロンティーヌ マスタードソース」をいただきました。こちらは、まさにエスコフィエの遺伝子を体感できる逸品です。筒状に入った豚肉に、リードヴォーなどの食感を楽しめ、口の中に様々な旨みが放出されます。  そして合わせていただいたワインは「コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ・ケランヌ1999」。さすが、マダム!と思わせてくれるワインです。南フランスの太陽をたっぷり浴びた葡萄ならではの、優れた果実味と、フルーティーで穏やかな酸味は飲み応えがあります。コストパフォーマンスの高さも驚きです。  本物だけが与えてくれる上質で確かな時間を過ごすことができました。  

余市産ポークフィレ肉のバロンティーヌ
  マスタードソース
(1,800円ランチコースの1品)



コート・デュ・ローヌ
ヴィラージュ・ケランヌ1999
ボトル4,200円
1/2デカンタ2,400円
グラス700円

 
魚貝のコンソメジュレ寄せプラタニエール
(1,800円ランチコースの1品) 1,200円

 
TEL.011‐272‐1012
札幌市中央区南2条西12丁目
パシフィック三和1F
営業時間
ランチ12:00〜3:00
      (ラストオーダー1:30)
ディナー5:30〜10:30
      (ラストオーダー9:00)
定休日/水曜・第3火曜
中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。数多くソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍。最近はHBCテレビ「LOVE ON TV」にて表、裏でアドバイザー的に活躍。また、人気ブログランキング(全国レストラン部門)で常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」
http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。