"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

中村雅人の 葡萄畑で会いましょうvol.03 気取りなく飲み友達と、ひとりでぶらりといきつけの一軒をつくる楽しみ

 今回のお店「アルモニー」は、数年前、「1人で気軽に行けて、ワインと料理をカウンターで楽しめるお店だよ」って水本香里さんに教えてもらってから、すっかりいきつけにしている一軒です。教えてもらってすぐ、予約の電話を入れると、ややぶっきら棒な対応で、おおよそ感じのよい印象を受けなかったことは、今では北村シェフとの笑い話のネタです。まぁ、実際、来てみると温かみのある接客ですっかりファンになってしまったんですけどね。
  ちなみに、こちらの店のあるススキノの南7条界隈っていうのは、サブカル的なスポットが多いので、私もクラブ遊び(キレイなお姉さんがいる方じゃないですよ。踊る方です)なんかでよく来るんですが、遊び疲れた後にひと息つくのに重宝しているところなんですよ。そんな訳で、ひとりで行くことが多いものですから、水本さんと一緒に来たことがなかったと思ってのセレクトです。
  今回セレクトしたシャトースゴンザック エリタージュ02を始め、こちらのワインの品揃えはブランドにこだわらず手頃な値段で飲み応えあるものが揃っているのも、お酒好きの水本さんと過ごすのに最適(笑)。料理も目の前で作ってくれるので、否応無しに食欲が沸いてきます。ボリュームたっぷりのカツレツは、箸で気兼ねなく楽しむのが気分。カウンター手前に鎮座したハモンセラーノを、スライスしてもらいツマミに楽しむのもココでの定番ですね。
ひとりでブラリと立ち寄るのにも、たっぷり食べてたっぷり飲んでと、飲み仲間と過ごすにも最適な気軽さから、ある意味もっとも私にとってなくなってもらっては困る一軒です。

上富良野ポークのチーズ風味カツレツ1,575円/大振りのカツレツはイイ感じで油が切れて噛み応え充分な厚さ。付け合せのポテトも主役に負けないほどの個性を発揮。結構な量目で満足度の高い1品。

Ch.Segonzac Heritage'02(右写真)
シャトースゴンザック エリタージュ02
グラス900円
ボトル5,000円
ボルドーのブライ地区というマイナーな産地ながら、通常のシャトースゴンザック以上のこだわりを感じる上位セレクション。マルゴー村やポイヤック村などのブランド格付けシャトー負けない力強さと、品質に対してリーズナブルな価格設定が魅力。

Bistro Harmonie
TEL.011-533-4339
札幌市中央区南7西3 ジャスマック5番館3F
営業時間 18:00〜2:00
定休日 日曜・第2月曜

中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。
数多くのソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍。また、人気ブログランキング(全国レストラン部門)で常に上位をキープする「天気晴天なれど波高し」
http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上
リレーコラム 「ワイン」の美味しい話1
頬紅のロゼワイン
春はロゼ やうやう白くなりゆく山ぎわ〜などと、唄から始めました。リレー連載第1回目を担当させていただきますのは、枕草子 「春はあけぼの」を、そらで言える宮沢智です。この時季、お勧めのワインは、桜の季節ですしオシャレなロゼですね。しかし、ロゼといっても甘口から辛口までが有り、スパークリングワインも有るから悩みますね。そこで、まずロゼを飲むなら手頃な料金と飲みやすさから、赤ワイン用ぶどうを使い、白ワインと同じように造られたものはいかがでしょうか?例えば、カリフォルニアのホワイトジンファンデル。これは、アメリカで一般的に、ブラッシュワインと呼ばれており、赤ワイン用ぶどうを搾って、果汁にする時に皮から出る色素で、うっすらとピンク色になったワインということです。ブラッシュとはブラシ(刷毛)のことで、ほお紅用のブラシからそのような名前になったとか。初々しいアベックが、レストランでロゼで乾杯する姿なんていうのも、微笑ましいですね。そして少し酔いが回ると、女性が頬をほんのりとロゼ色に染める。春は、そんな素敵な光景がよく似合います。ちなみに、飲むにあたってのポイントは、良く冷やす事だけです。
宮沢 智
札幌ワインスクール ステップ2講師
エノテカ札幌店店長
業界歴18年のベテラン!