"rouge"は「口紅」の意であり、キュートでセクシーな女性を象徴。
"non"を付けることで、「素顔の」「本音の」という気持ちを込めました。

 今回の訪問先は、「Osteria sister BEAT DUO」です。高級感のある佇まいで、内装も洗練されています。
  最初に頂いたのは「イタリア産水牛のモッツアレラチーズと野菜のアンチョビ風味」。チーズは、水牛のものを用いた本格派、いわゆるブッファーラです。豊かな弾力と深いコクが楽しめます。合わせる、美しい彩りの春野菜は、菜花、うるい、プチベール、黄色にんじん、ビーツなどで絶妙な茹で加減です。アンチョビの塩味とシェリービネガーの酸が効いており、優しく爽やかな味わいです。
  合わせるワインは「タフナ ソーヴィニヨンブラン」。ニュージーランドの南島北東部に位置する白ワインの銘醸地として近年、注目を集めているマールボロ地区のワインです。特に、ソービニヨンブランは、フランスの有名産地とも、堂々と互角以上に渡り合って国際的に評価されています。味わいは実にリッチでジューシー、グレープフルーツの皮やアップルシャーベットのような酸味が長く続きます。キウィや熟した青リンゴなどのバランスの良い味わいが切れ味のよいフィニッシュまで続く正統派のソーヴィニヨンブランです。

フランス産鴨胸肉のロースト フォアグラ添え1,700円

カイケン カベルネソーヴィニヨン
ボトル3800円/グラス700円
タフナ ソーヴィニヨンブラン 3,800円/グラス700円

イタリア産水牛のモッツアレラチーズと野菜のアンチョビ風味900円
  続けていただいたのは「フランス産鴨胸肉のロースト フォアグラ添え」です。鴨はバルバリー種で、脂身が少なく弾力のある歯応えが楽しめます。上に乗ったフォアグラの脂身と合わせることで、一体感のあるハーモニーが生まれています。いわゆるロッシーニスタイルでフランス料理の王道ですね。ソースもボルドレーズと、しっかりした味わいで、実にリッチな一皿です。
  合わせるのは「カイケン カベルネソーヴィニヨン」。南米を代表するモンテス社の高級ワインです。濃い色調で香りは複雑。味わいは、アタックから豊富なタンニン、滑らかな喉越しで長い余韻が続きます。これなら強い旨みの肉を嫌が上でも引き立ててくれます。
  贅沢な雰囲気と確かな料理ながら、デイリーに利用できる価格設定なので、デートや接待から、友人との語らいまで気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

中村 雅人
Masahito Nakamura
札幌ワインスクール主任講師。数多くのソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍中。最近はテレビなどマスコミでも大活躍。人気ブログランキングで常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」(http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。

 
 
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