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ワインを飲むっていうと、肩肘張ったイメージをお持ちの方も、まだまだ多いのではないでしょうか? でも、シュチュエーションによって、色々な楽しみ方があるんです。今回は、いつもとは違った雰囲気での楽しみをご紹介したいと思います。
伺ったのは、「じゃんごー」。築40年余りの2階建て木造建築に10数軒もの飲食店が連なる「二条のれん横丁内」のお店です。カウンター8席に6人掛けのボックス席がひとつのこじんまりとした店内はお世辞にもお洒落でもキレイでもありません。今時の焼肉屋さんのような換気ダクトも完備されていませんので、もくもくと立ち込める煙に包まれます。しかし、ついつい通ってしまうのは、味の良さ。 壁の短冊メニューは、お馴染みのサガリや牛タンなどに加え、しびれ(仔牛の胸腺(リードヴォー))や、ギアラ(牛の第4胃)など内臓系だけでも10数種。また、こちらのお店、ホルモン店としての「じゃんごー」とは別に、もうひとつ店名を持っており、それが、「ジンギスカンのふじもと」。極上のラムは私もお気に入りです。因みに、ジンギスカンを頼むと、ちゃんと焼肉の網とは別にジンギスカン用ナベスリット入りを出してくれます。
今回はまず、「牛タン」からといたしました。こちらの牛タンは、北海道産の仔牛のタン元を使っています。厚みがあり、脂がきれいに差し込んでいます。これを、火力の強い備長炭を入れた七輪の焼き網に乗せると、滴る脂で煙が盛大に立ち上がります。しっかりとした歯応えで、噛むごとに旨みが溢れ出てきます。
続いて「丸腸」。丸腸とは、その名の通りの丸い腸です。通常は真ん中で開き、細かく切って小腸としていただくのが一般的ですが、そのまま輪切りにしたものなんです。腸の皮で包まれている分、旨みと肉汁がしっかり中で閉じ込められています。一口、齧ると旨みの固まりの脂分が、甘みたっぷりに広がります。新鮮な状態で入荷するのが難しい、贅沢なホルモンです。ホルモンの中でもっともコラーゲンが豊富なので、お肌にもとってもいいんですよ。
さてあわせるワインですが、こちらでは、取り扱っているのが赤1種類のみ。「カイケン カベルネソービニヨン2005」です。このワイン、チリのスーパーワイナリー、モンテスがアルゼンチンで新たに展開するプロジェクトのもので、南米の葡萄栽培とワイン造りの技術の進歩を象徴するようなクオリティーで、実にコストパフォーマンスの高さを感じます。はっきりとしたアタックと滑らかで穏やかな酸の口当たり。そして豊富でボリューム感のあるタンニンが、肉の脂身をまろやかにしてくれます。こちらのお店ではやや冷やして提供してくれるのですが、これも邪道と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、丁度いい感じです。更にワイングラスは使わず、ざっくりと足の無いグラスに注いで出してくれるのも、焼肉をつっついて食べる時に気を使わなくてすんでよいです。
ワインだからって難しく考えず、こんな風に気兼ねなく、自由に楽しむのも、いいものですよ。
伺ったのは、「じゃんごー」。築40年余りの2階建て木造建築に10数軒もの飲食店が連なる「二条のれん横丁内」のお店です。カウンター8席に6人掛けのボックス席がひとつのこじんまりとした店内はお世辞にもお洒落でもキレイでもありません。今時の焼肉屋さんのような換気ダクトも完備されていませんので、もくもくと立ち込める煙に包まれます。しかし、ついつい通ってしまうのは、味の良さ。 壁の短冊メニューは、お馴染みのサガリや牛タンなどに加え、しびれ(仔牛の胸腺(リードヴォー))や、ギアラ(牛の第4胃)など内臓系だけでも10数種。また、こちらのお店、ホルモン店としての「じゃんごー」とは別に、もうひとつ店名を持っており、それが、「ジンギスカンのふじもと」。極上のラムは私もお気に入りです。因みに、ジンギスカンを頼むと、ちゃんと焼肉の網とは別にジンギスカン用ナベスリット入りを出してくれます。
今回はまず、「牛タン」からといたしました。こちらの牛タンは、北海道産の仔牛のタン元を使っています。厚みがあり、脂がきれいに差し込んでいます。これを、火力の強い備長炭を入れた七輪の焼き網に乗せると、滴る脂で煙が盛大に立ち上がります。しっかりとした歯応えで、噛むごとに旨みが溢れ出てきます。続いて「丸腸」。丸腸とは、その名の通りの丸い腸です。通常は真ん中で開き、細かく切って小腸としていただくのが一般的ですが、そのまま輪切りにしたものなんです。腸の皮で包まれている分、旨みと肉汁がしっかり中で閉じ込められています。一口、齧ると旨みの固まりの脂分が、甘みたっぷりに広がります。新鮮な状態で入荷するのが難しい、贅沢なホルモンです。ホルモンの中でもっともコラーゲンが豊富なので、お肌にもとってもいいんですよ。
さてあわせるワインですが、こちらでは、取り扱っているのが赤1種類のみ。「カイケン カベルネソービニヨン2005」です。このワイン、チリのスーパーワイナリー、モンテスがアルゼンチンで新たに展開するプロジェクトのもので、南米の葡萄栽培とワイン造りの技術の進歩を象徴するようなクオリティーで、実にコストパフォーマンスの高さを感じます。はっきりとしたアタックと滑らかで穏やかな酸の口当たり。そして豊富でボリューム感のあるタンニンが、肉の脂身をまろやかにしてくれます。こちらのお店ではやや冷やして提供してくれるのですが、これも邪道と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、丁度いい感じです。更にワイングラスは使わず、ざっくりと足の無いグラスに注いで出してくれるのも、焼肉をつっついて食べる時に気を使わなくてすんでよいです。
ワインだからって難しく考えず、こんな風に気兼ねなく、自由に楽しむのも、いいものですよ。
![]() 牛タン980円 ![]() |
カイケンカベルネソービニヨン2005
ボトル2,900円 グラス500円 丸腸800円 |
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TEL.011‐219‐4366 札幌市中央区南3条東1丁目 二条のれん横丁2F 営業時間 16:00〜23:00 (金・土曜〜24:00)/不定休 |
中村雅人/札幌ワインスクール主任講師。数多くのソムリエ認定資格者の育成に力を注ぐとともに、ワインとファッションを絡めたセミナーでも人気を博し全国区で活躍中。最近はテレビなどマスコミでも大活躍。人気ブログランキングで常に上位をキープする「天気晴朗なれど波高し」(http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/)も評判。「何を飲むか、より誰と飲むか」が身上。


